彼氏にB専と告白された女さんの心理(勝手な推測)

どうやら女さんは彼氏に自分はB専だと告げられると傷つくらしい.

 

 

しかしながら,しばしば彼女らは見た目ばかりで評価する男どもに対して「結局,顔なんでしょ(怒)」などと言って不満をこぼしている.

そこで,男が綺麗で性格が悪い女性よりブスでも性格の良い女性の方が好ましいとして,B専を宣言したとする.このとき,先の不満を述べた女さんらはこのB専の男を歓迎することで筋が通るように思える.

 

ところが,実際の女さんの証言によると,自分の彼氏にB専を宣言されることは決して歓迎できることではないらしい. 一見するとこのことは矛盾しているようである.

 

ここでは,その場合の女さんの状態について心理学の”し”の字も知らない全くの素人がその心理を分析して得た考察をたらたらと述べたい.

 

まず,ひとつ仮定として大多数の女性は”綺麗に” "可愛く” なることに対してポジティブな感情を持っているとする.そして,それらのゴールに向かって様々な工夫や努力をしてきたであろうし,しているだろうし,していくだろう.

 

その状況下において,彼氏にB専と言われてしまうことは,その時点でブス(もしくはそれに準ずる程度の可愛さ綺麗さ)であると言い渡されることになる.

つまり,その女性のそれまでの綺麗さや可愛さを求めてきた行為では,ゴールに到達できなかったということだ.それはそれまでの努力を(ひいては彼女自身を)否定することになるのだ.

なるほどこれは傷ついて然るべきである.積み上げてきたものが否定されるのはつらいものだ.

 

であれば,なぜ美を求める女さんが「結局,顔なんでしょ(怒)」などと言ってしまうのか.おそらく,ここでいう”顔”とは,女さん達が必死で作り上げている”カワイイはつくれる”とは別の意味の”顔”を指しているのだろう.まさに生まれ持った”綺麗さ” ”可愛さ”である.これだけは,どうしようもないものであり埋めようのない差だ.

 

つまり男どもが,”作られた綺麗さ可愛さ”と”生来のそれ”を一緒くたにしてしまっていた為にこのような悲劇を生んでしまっていたのではないかと推察する.

B専という言葉を用いてしまうと,”作ろうとしている綺麗さ可愛さ”を否定してしまいかねない.そこで彼氏が彼女にどうしても伝えたいときは,ブス専門ではなく,感情を大切にする女さんのためオブラートに包んでカワイイ専()とでも言っておけば良いのかもしれない.